9月 4, 2013 - 記念日    6 Comments

父の誕生日に見つけたもの

9月3日に父は93歳の誕生日を迎えました。

親戚の皆さんや孫や曾孫がお花を持って訪ねてくれたので

父はいつもよりずっと元気にしていました。

大好きな高砂のお酒「楽」をプレゼントされると

「折角の目出度い酒だから皆で飲むように」

といかにも父らしい気配りの言葉。

寝たきりでもまだまだ思考力は健全のようです。

ところで今日は珍しいものを見つけました。

父が生まれた正確な住所を知りたかったので

母に尋ねると仏壇の上の桐箱に入っていると言うのです。

確かに大阪の生まれた住所の入った戸籍がありました。

そして小さな皮袋もあって母はガダルカナル島に行った父が

肌身離さず持っていたお守り袋だというのです。

全国を巡って伯父が手に入れてきたもののようです。

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93年の長い道のりを見た思いがしました。

 

さらに興味深かったのは軍隊手帳です。

細かに戦歴が書かれていますが

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何とよく見れば

手帳にに落書きもあるではありませんか。

薄らと家の絵が書かれています。

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これは自動車と飛行機でしょうか。

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これは私が書いたのではありません。

絵が好きだった亡き兄の書いたものに違いありません。

兄は幼稚園の頃にはすでにかなりレベルの高い絵をかいていましたから

これは物心ついたばかりの頃の絵だと思います。

兄は記録集にあるように沢山の作品が今も残っていますが

これは決して捨てられない安全な所に残した最古の作品ですね。

父の誕生日そして祖母の命日に出てきたのが不思議な気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6 Comments

  • 姿勢を正して拝読し
    拡大して 読み
    見入りました。
    全てに 「礼」 という気分です。

    先日は ありがとうございました。
    13日~ 版画展です。
    またよろしくどうぞ。
    (fax届きましたか) 

  • ご無沙汰しております
    この暑い夏を年頃のお父様お母様はどう過ごされているのか案じておりました
    そして、9月3日に93歳のお誕生日をお迎えを知りました、おめでとうございます。 めでたい数字が並んだブログを拝見し、そしてまだまだご健在で、ほっと一安心と私まで嬉しくなっております
    夫の両親、私の両親、それぞれに見送り、親と呼べる存在がいなくなった今になって言えるのかもしれませんが、ご両親が健在であることを、どんなにか大変と察しつつ、羨ましく思うのです
    昨日出来たことは今日出来る、今日出来たことは明日出来ると、信じてそばにいた私はどの親にも酷だったのだろうかと、振り返りつつ悩んでおります。 それは自分の老いを受け入れざるを得ないことと同じ意味においてですが・・・・
    そして戦争、夫の両親も私の両親も、その苛酷な時に青春から壮年期を捧げてわけで、知らなかったではすまされないのも感じますし、私の思いを子どもや孫はもっと他所事と思っているでしょうし・・・・
    時の過ぐ速さは、優しいことなのか、厳しいことなのか、らちもなく考えております

  • 先日はこちらこそ有難うございました。何とも心地よい空間でした。
    是非また伺いたいと思っています。
    誕生日の祝い方も毎年いろいろですが
    歳を重ねると同じものを見ても
    感動が大きいのが嬉しいですね。

    有難いファックス、とても混乱していた時期で
    まぎれこんでいました。
    先日の豪雨といい本当にお世話になることもあろうかと
    思っています、
    是非その節はよろしくお願いいたします。
    混乱についてはもう少し先にお話し出来ると思いますが
    また美味しいコーヒーをいただきにいきますね。

  • 本当に暑くて庭に出るのも気合がいりましたね。
    両親とも綱渡りのような毎日ですが父がヘルパーさんと交わす言葉などに
    逆に癒されている私です。
    50年前を昨日の事のように話すようになってきた私の話を
    子育てに必死の子供たちは殆ど聞いてはいないでしょうね。
    私自身が、そうでしたから。
    今頃になって両親のこと、もっと知りたいと思うのです。
    近いうちにまたお会いしましょう。

  • お父様、93歳のお誕生日おめでとうございます。
    私の亡き父も生きていたらこの年なのだと思ったら、感無量になりました。
    一日一日を大切にされているのが素晴らしいと思います。
    100歳を目指して、頑張ってくださいね。
    S子さんもお体に気を付けておすごしください。
    しばらくお会いしていないので、お逢いしたいです。
    また近いうちに健康堂に行きたいと思っています。

  • ご無沙汰しています。あっという間に毎日が過ぎていきます。
    亡くなられても大切な人のことは生きていたら何歳と年を数えるものなんですね。
    この頃ヘルパーさん達に「東京オリンピックの時はちょうど100歳ですから
    頑張って観たいですね。」と励まされています。
    私たちが高校一年生だった東京オリンピック。懐かしいですね。